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2013年 12月の手紙
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東京にも、今夜は霙が・・・時々雪に変わりチラチラと舞っていきます。ちょうど町中を飾っているイルミネーションが影絵のように雪を映しだして、幻想的な夜です。クリスマスツリーにも雪が散らついて・・・いつか絵本の中で見た、どこか遠い国のクリスマスのようです・・・
2013年も終わっていきます・・・・皆様にとりまして、この1年は、どんな年だったでしょう・・・？例えば10年を振り替えっても、不思議なことに、もう、何をしていたか？すっかり忘れてしまっている年と1ヶ月、1日単位に、鮮やかに克明に覚えている1年とがあります。その時々、毎日、毎日、いろんなことを考えて、結構、真剣に生きていたはずなのに・・・・
きっと、いつか一生を振り替える時が来たら、色濃く染まった時だけが、何枚もの写真を次々とめくるように、つらなって心に浮かび上がってくるのかもしれませんね・・・
そんな意味でも、今年は私にとっては忘れられない心に刻まれた年になりました。6月には1990年から続けていたコンサート活動が、お陰さまで20回目を迎えることができ、渋谷・さくらホールで、皆様と共に記念のコンサートを迎えることができました。このコンサート活動は私にとっては生きていく道しるべのようなものです。1年の周期はこの日に始まり、この日に終わり、また、始まっていきました。大切に大切に育てきた我が子のようだと言ったら笑われてしまいますね（笑）。
その我が子も二十歳！成人になりました。この20数年、どれだけたくさんの悦びや感動を運んでくれたことでしょう・・・来年からは、成人して？また、新たな気持ちでの旅立ちです。
秋には前から、ずっとやって温めていた語りと歌を組み合わせて、コム・テアトル〈それはドラマのよう〉『恋文Ⅰ』を新橋・内幸町ホールで立ち上げることができました。200人ほどの小さなホールで、私もミュージシャンやお客様の息遣いを感じながら、歌えるコンサートも、また、格別の醍醐味がありました。こちらは、まだ、産声をあげたばかり、皆様からのいろいろなご意見やご感想を糧にして育んでいければ・・・・と願っています。
この2つの活動だけでなく、日々のライブ、そしてミニコンサート、ディナーショーetc・・・お陰さまで、今年も歌っていけました。これもすべて私を支えてくれたミュージシャンの仲間達、スタッフの面々・・・そして何よりも皆様の暖かいご支援、ご声援に支えられてのことと、感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。来年も、この感謝を抱きしめて、精一杯、歌っていきたい！と思っております。本年に変わらず、よろしくお願いします。迎える新しい年が皆様にとりまして、素敵な年になりますように・・・・お祈りしております・・・！どうか、良い年をお迎えください！
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2013年 11月の手紙
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枯葉が散っていきます・・・東京の街も、気がつけば、すっかり色づき始めていました。豊洲の駅中の小さな丸い花壇に植えられた一本の木もグラデーションをかけたように色づいています。ビルに囲まれた中庭の小さなスペース！見上げると高層ビルに仕切られて、空まで四角です。よくぞこんなところで・・・ビル風に揺れながら、大きな、大きな草原を夢みているのでしょうか・・・なんだか健気・・・
11月始めの連休に仕事で唐津に行ってきました。ちょうど「おくんち」のお祭りの真っ最中‥‥地元の人達はお正月より大切にしている祭りだとか‥‥‥もう、街中がお祭りモード！各町内がそれぞれに14の「山」と呼ばれる山車を引き、子供からお年寄りまで、それぞれに色違いの揃いの半被姿の男達が街中を練り歩きます。各家にはお料理やお酒が用意され、祭りの間は無礼講！誰でも訪れた人には振る舞われていました。まさに「おもてなし」の原点を見た気がします。
大きな山車の真ん中には10人ほどの、まだ、五歳前くらいの子供達が乗せられていました。それ以上の子供達はみんな山車を引いています。各山車の後方には半纏姿も凛々しい矍鑠とした長老達が目を光らせています。山車をひくには茶髪、ピアスも禁止！この街は非行が少ないとか・・・子供からお年寄りまで、まだ、縦社会がちゃんと生きているのです。いざ！という時はこの祭りの各組が消防団になるそうです！なんと合理的！きっと、昔は日本中、こんな風に各地域に土地に根差した組織が息づいて助け合い生きていたのですね！東京育ちの私には驚きでした。
宿泊したホテルは美浦の松原の突端！行けども行けども続く松原の見事さ、白い砂浜、打ち寄せる柔らかな波、遠方にみえる幾つもの、こんもりと丸い小さな島、山の向こうから朝日が登って海を黄金色に染めた時、なんだか厳かな気分になって拝みたくなってしまいました。邪馬台国はこの辺りという説もあるとか・・・確かに、お日様の光の向こうに卑弥呼がいても、似つかわしい情景でした。心の奥底で眠っていた原風景を見たような、何か、とても不思議な懐かしさを感じました。日本は本当に素敵な国ですね！
あっという間にカレンダーも残りは一枚！一年の早さに目が回りそうです。
12月12日（木）＊友納あけみ＊クリスマス晩餐会＊2013＊綱町三井倶部
料金：28,000円（税込）（クリスマスフルコースメニューお飲み物サ－ビス料金含む）
＊開場18：00～＊ディナー19：00～＊クリスマスショー20：00
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2013年 10月の手紙
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10月の声とともに・・・いくつもの台風が夏の残像を拭い去っていってしまったようです。「夏の曇は岩のよう、秋の曇は砂のよう・・・」正岡子規が言うとおり、空一面に和紙を透かしたように鰯雲が夕焼けに染まっています。中目黒の桜も、いち早く色づき始めています。季節はちゃんと巡っていって、秋ですね・・・
暑かった、今年の夏のフィナーレは、やっぱりオリンピックの東京招致の決定ですね！いろいろ考え方はあると思いますが、とりあえず、あんなにみんなが手を取り合って喜んでいる様子を見ていると、何かこちらまで幸せ気分になります。笑顔は笑顔を呼んでくれます。なんか、嬉しい・・・（笑）良いきっかけになって世の中が少しでも良い方向に向かって行ければと願うばかりです・・・。
漠然とイメージした未来に2020年という年が実在感を持って感じられる気がしてきますね！うーん～７年後・・・どうしているのかな・・・？えぇーっと幾つになるのか・・・？考えると微妙(笑)です・・・
今年も後三ヶ月になりました。時はいつでも駆け足です・・・
お陰さまで＊内幸町ホールでの友納あけみコンセール＊コムテアトル〈それはドラマのよう・・・〉『恋文Ⅰ』も終えることができました。まだ、産まれたばかりの企画・・・あれこれ、あれこれ、思いは巡ります。今回のテーマは「天国からの手紙」ちょっと重い内容になってしまいました。いろいろな切り口を考えて、涙あり、笑いありのもっとバラエティーにとんだものに膨らませていければと思っております。まだ、産声をあげたばかり、これから、ご意見、ご感想など頂いて、育んでいければ、幸せです。どうぞよろしくお願いします。
12月12日（木）に『友納あけみ＊クリスマス晩餐会＊2013』を綱町三井倶楽部で今年も開催させて頂きます。鹿鳴館を思わせる館に足を踏み入れただけで、そこは浪漫溢れるクリスマスの世界・・・今年はマリンバの幻想的な響きが皆様をお迎えします。暫し、時を忘れ、美味しいワインと三井倶楽部特製のお料理・・・アコースティックな音楽の調べと共に厳かな聖夜をお楽しみ下さい。
2013年を締めくくるにはぴったりの贅沢な時間を過ごして頂けば・・・と願っています。
ご一報を・・・お待ちしております。
料金：28,000円（税込）（クリスマスフルコースメニューお飲み物サ－ビス料金含む）
＊開場18：00～ ＊ディナー19：00～ ＊クリスマスショー20：00～
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2013年 9月の手紙
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残暑というよりは「猛暑」という感じで・・・本当に暑い日が続いていますね。
明治生まれだった私の祖母はどんな時でも、きちんと着物を着て身支度を整えないと家族の前にも出てこない人でした。暑さの厳しいときも「夏は暑いものです！」と涼しげな顔で一喝されたのを思い出します。「災難に合う時節には災難に合うがよく候。これはこれ災難を逃れる妙法にて候」あの良寛様の言葉だそうです・・・暑い！暑い！と騒ぐから、暑いのかな？？う～～～ん！でも・・・凡人の私は、やっぱり暑～いです（笑）
先月の手紙でも、お知らせしましたが、この秋から、新しい企画を考えております！この暑さで10月なんて、まだ、ずっと先の感じ・・・本当は、もう少しでも涼しくなるのを待っていたのですが・・・昨日のニュースで、お盆の今が暑さの折り返し地点、あと、40日は、この暑さが続くとか・・・
（え～～～生きていられるかな？？（笑））
それならば涼しくなるのも待ってはいられず・・・後一ヶ月半！秋風の到来を待ち焦がれながら・・・チラシを同封させて頂きます。
友納あけみ＊コンセール〈それはドラマのよう・・・〉
10月7日（月）新橋・内幸町ホール＊開場18：30＊開演19：00
『恋文Ⅰ』＊＊ 全席自由6,000円 ＊＊
皆様に支えられて、20回目のソロコンサートを終えてから、毎月のお便りを書いていることや、ライブのステージを通して皆様からいろいろなお話を伺えることや、芝居をやっていたことや、コンサートを続けていること・・・そして歌を歌っていること！私にできる全てのことを組み合わせて、何かお届けできないか・・・？考えています。
友納あけみコンセール＊コムテアトル〈それはドラマのよう・・・〉は皆様から歌に纏わって伺った素敵な心震えるお話を手紙にして語りながら歌を綴っていこう‥‥という試みです。『恋文Ⅰ』と題しました。１回目は「天国からの手紙」は、あるご夫婦の愛情に溢れたお話です。「事実は小説より」と言いますが、本当にびっくりするくらいドラマチックな実話に私も心が熱くなり、暖かな涙を流しました。皆様にも是非聞いて頂きたいと思いました。掛けがえのない大切な人への愛、それを無くしてしまった時の悲しみ、心残り、伝えたい言葉、消えることのない大切な時間、いとおしい日々・・・誰もが心の中にしまっている、そんな思い出と重ねて聴いて頂きたいと願っています。
台本も自分で書いてみました。会場もいつものコンサートとより小さい200人くらいの劇場です。ピアノ、ヴァイオリン、チェロと若いミュージシャン達に支えて、もらいます。皆様のお顔も見え、舞台の息遣いも生で伝わってくると思います。
生まれたての企画・・・まだまだどうなることか？とても不安ですが・・・皆様のご意見をいただきながら育てていけたら・・・と願っています。是非、是非、お時間を作ってご来場くださいませ！
ご一報を、お待ちしております・・・
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2013年 8月の手紙
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暑い夏が続いています・・・ふーっと溜息をつきたくなってしまいます！でも、まだ半ば、あのモクモクの入道雲も見ていません。もっとすごい夏が隠れているのかな・・・？？突然の夕立も多く、びっくりしますね！どんなに研究しても、どうも自然の流れを人間の力では予測するのは、無理みたいですね。
先日テレビを見ていたら、草木染色の話をしていて、桜色を出すためには、桜の花を使ってもダメだそうで、なんと冬の桜の木を煮出すと桜色が出るそうです。そして、桜色の花びらを煮出すと若葉の緑になるとか・・・本当に神様の創られたものすごい！ちゃんと未来に向かって準備を重ねながら、生かされているんですね・・人間だけが、いつの間にか、そんな神様の声が聞こえなくなってしまったのかな・・・？今の結果ばかりをついつい追いかけてしまって一喜一憂・・・もっとゆったりと長いスパンでものをとらえ、粛々と生きたいものです・・・
この秋から新しい活動を始めることにしました。こうして歌を歌っていると、皆様から、それぞれの歌に纏わり、いろいろなお話を伺います。「事実は小説より・・・」と言われますが、いくつもの奇跡的な偶然も絡まりあい、人の縁の不思議さをつくづく思わされます。様々なお話を伺うたびに、歌は新しいストーリーに裏打ちされ、また、生まれ変わっていきます。考えてみると長い間、私はそんな皆様の想いの中で、歌を歌ってきた気がするのです。
それは心の震える素敵なお話ばかりです。私にもそんな時があった・・・そんな想いが胸のどこかで燻っている・・・伝えることのできなかった想い・・・語られることの無かった言葉・・・決して忘れることのできない、出会いそして別れ・・・愛おしい日々、もう一度会いたいあの人に・・・・・時に封印された言葉に、もう一度命を与えて・・・伝えたい・・・貴方に・・・
友納あけみ＊コンセール＊コムテアトル〈それはドラマのよう・・・〉『恋文Ⅰ』
と題しました。そんなお話を恋文に託し、語りと歌で綴るコンサートです。
200人ほどのキャパシティー小さな劇場を選びました。
第一弾を10月7日（月）に新橋＊内幸町ホールで開く予定です。想いはどんどん膨らんでいきます。まだ、生まれたばかり！皆様のご意見をいただきながら、これから大切に育んでいければと思っています。季節を跨いで、あと二ヶ月ほど・・・きっと秋風が吹く頃・・・ご予定に入れて頂ければ幸せです。チラシなど出来上がりましたら、また、ご一報させて頂きます。（ご予約は承っております！開場18：30＊開演19：00＊全席自由チケット 6,000円）
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2013年 6・7月の手紙
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鮮やかな紫の大輪の紫陽花が、嬉しそうに雨を浴びています。どんよりと重い雲が空を覆って、霧雨のような雨が一日降っています。梅雨ならではの、この湿気も、最近、何だか柔らかく感じられ心地よささえ覚えます。この梅雨が明けると、あのじりじりとした夏の日差しがやってきます・・・う～～ん？？今年は耐えられるかな？？（笑）・・・
皆様に支えられて、友納あけみコンサート第20章『愛の贈り物』も、6月17日に渋谷・さくらホールで終えることができました。あの一日のこと・・・あのコンサートのこと・・・皆様から頂いたたくさんのご厚情・・・
私は一生忘れません。ありがとうございました！
私は幼い頃に父を失くしました。そして、7年前に最愛の母も逝ってしまいました。どこかで糸を持っていてくれた母を亡くし、もう、子供でもなく、親でもなく・・・何だか、糸の切れた凧のような、未だにどこか落ち着かない気持ちです。母が亡くなって初めてのコンサートを終えて、家に帰った時、そこに、いつも我が事のように、コンサートを心配し、迎えてくれ、そして、誰よりも喜んでくれた母がいないことを、本当に淋しく、改めて、もう、母はいないのだと・・・思い知らされました。
辛いことや、悲しいことは一人で、じっと耐えることはできるけど、喜びや、幸せは、誰かと共に分かち合わなければ、一人だけでは感じることはできないんだと・・・つくづく思いました。神様は、本当に見事に人間を創られているのですね！
糸の切れた凧の私は繋ぎ止めていてくれたのは、このコンサート活動でした。そして、私を助けてくれる、スタッフや、ミュージシャンの仲間たち・・・そして、誰よりもこうして応援して頂ける皆様でした。このコンサートは、そして、こうして大好きな歌を歌って生きていける私の人生は、神様からの、皆様からの素晴らしい「贈り物」だと思っています。これからも、音楽を通して皆様と共に、ひと時の幸せや、安らぎや、暖かさや優しさを分かち合える時を持てるよう・・・この「贈り物」を大切に、大切に抱きしめて、精一杯歌っていきたいと思っております。どうぞ、これからもよろしくお願いします。
このコンサートにあわせ、これまでの日々の記念に
友納あけみニューアルバム『愛の贈り物』（定価2,000円税込み）
と題して、小さなアルバムを創りました。大切に歌ってきた大好きな歌ばかりを入れて、コンサート当日に発売させて頂きました。聴いて頂ければ幸せです・・・。HPからもお申込みを承っております。
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2013年 5月の手紙
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爽やかな風香る季節がやってきました。木々達は一斉に若葉を茂らせて、街を緑色に染めていきました。生まれたばかりの若葉達の緑がお陽様の光に揺れています。何もかもが柔らかな、この季節が無償に愛おしく感じられます。
ダスティン・ホフマンの初監督の映画が放映されています。舞台は音楽家だけが集まる老人ホーム！そこで生き生きと人生の最終章を音楽と共に生きる人々の姿がユーモラスにそして、しみじみと描かれています。「歳をとると確かに体は動かなくなるし、パワーもなくなる、でも、その代わりに心は広くなり、社会から解放されて、本当の自分らしく生きるチャンスを与えられる」ダスティン・ホフマンが、語っていました。プライドを持って、真摯に音楽と向き合う人々の姿は感動的で勇気を与えてくれます。限られた時間、限られた力だからこそ、本当に大切にしなくてはならないものが、大切にしたいものが見えてくるのかもしれませんね・・・
この春、訃報が届きました。東北の小さな街の町長さんとして、皆さんから慕われ、頼られていた方でした。余命を告知され入退院を繰り返していらしたそうです。ご葬儀で、闘病中に書かれた文章が皆さんに配られました。「命がひとつしかないことを改めて知った」「不遜にも人は愛さなくてはならないと思っていたが、愛されていることをつくづく感じた」「生きているのではなく、生かされていたことに気づいた」「道端の小さな花さえも無償に愛おしく思える」どの言葉も胸に染み渡っていきます。ちょうど、ぱーっと咲いた桜が散っていく頃でした。
いろいろなことが、命を与えられていることの重みを、有難さを改めて、教えてくれます。与えられた時を精一杯、大切に生きなくては・・・と・・・
6月17日（月）＊渋谷・さくらホール 友納あけみコンサート第20章『愛の贈り物』
まで、いよいよ後、一ヶ月ちょっとになります。毎年、毎年、随分早くから準備を始めているつもりなのですが、やっぱり、最終的にいろいろなことが、この時期になってしまって、大騒ぎ、あれもこれも、やらなくちゃならないこと、決めなくてはならないことが頭の中に入りきらず、こぼれていってしまうようで、片付けきれない部屋の中に立ちつくしてしまうように・・・何から手をつければ？と呆然としてしまって・・・一瞬、逃げ出したい気分に襲われてしまいます（笑）
連休はスタッフとの打ち合わせに追われています。音楽、舞台、照明、衣装・・・いろいろなスペシャリストの方達と打ち合わせて行くうちに頭の中だけでの世界が現実に浮かび上がってきます。今回は20回のメモりアル！夢は大きく広かっていくのですが、まだまた、いくつも、いくつも、山を超えなくてはならず・・・これからの1ヶ月、あの若葉のエネルギーをもらって精一杯、頑張ってみます。
今回はいつものバンドと共に女性・弦カルテットに加わってもらいます。若葉のように若く美しい彼女たちの弦の調べに乗って、柔らかで、アコースティックな音楽の世界へ皆様をお連れできれば・・・と願っています。
是非、お出かけ頂ければ、幸せです。ご一報をお待ちしております。
＊チケット6,000円＊全席自由＊お申込みはメールでも承っております。
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2013年 4月の手紙
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寒い寒い冬も本当に笑ってしまうほど呆気なく終わってしまいました。えー？？春でよいの？と、騙されたような気分ですね（笑）。でも、とりあえず暖かい日々、大好きな桜も咲き出しました・・・。
それだけで幸せ！幸せ！なんだか、スキップしたい気分です（笑）
☆20th Ａnniversary☆
友納あけみコンサート 第20章『愛の贈り物』
2013年6月17日（月）渋谷・さくらホール
チケット6,000円＊全席自由＊
寒かったせいか6月なんてまだずっと先の気分でいたのですが、あっという間に、今年もコンサートの季節を迎えます。冬眠から覚めた熊さんのように、どこか覚束ない足取りで、バタバタと準備に入っています。
このコンサート活動も、なんと20回という節目の回を迎えました。1990年に始めた時は、こんなに続けていけるなんて全く思いもしませんでした。いろいろな・・・本当にいろいろな・・・ことがありました。たくさんの出来事・・・たくさんの方達のお顔が・・・次々に浮かんできます・・・。
皆様と同じ時代に命を与えられ、同じ時を生き、巡り合うことができ、支えて頂けた・・・！30年近く歌い続けられたことも、20回ものコンサートを重ねられたことも、本当にすべてが、奇跡的な気がします。お一人、お一人の方々と一つ、一つの出来事と、ほんの少しでもずれていたら、あの電車のダイヤ図のように交わることはなかった・・・そして、その出会いの一つでも欠けていたら、この20回ものコンサートを迎えることはできなかったのでは・・・？そう思うと、本当に有難く、こんな素敵なプレゼントを与えてくれた神様にも、皆様にも、感謝の気持ちで一杯になります。有難うございます。
6月17日は、そんな想いを抱きしめて、皆様と共に月日を辿りながら、たくさんの感謝を込めて、歌うことができたら・・・時を過ごすことができたら・・・本当に幸せだと思っています。是非、お出掛けをお待ちしております。
後、3ヶ月！皆様に楽しんで頂けるステージ創りに、精一杯頑張ってみます。
＊チケット6,000円＊全席自由＊お申込みはメールでも承っております。
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2013年 1月の手紙
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毎日、本当に寒いですね・・・冬って、こんなだったっけ？と今更ながら思ってしまいます。寒い！寒い・・・！昨年末に水仙の球根を頂きました。ベランダに小さなプランターを買ってき、植えてみました。順調にみんな良い子で芽を出してくれて、もう10センチくらいに育って、この寒さにめげず、真っすぐな葉っぱを凛と伸ばしてくれています。あんなに小さな球根だったのに、よくぞ、こんな葉っぱを伸ばしてくれるなんて、本当に凄い！
我が家のニャンコのアムールはシルバーの長毛をフサフサと伸ばしていますブラシをかけてやると、ご機嫌でゴロゴロ！ここをかけろ！と首を伸ばして指示してきます（笑）毎日かけているのに、野球ボールくらいに抜けるのに、ちゃんとまた、むくむくしてきます。キャットフードしか食べてないのに、どうやって作ってるの？？考えると、やっぱり凄い・・・。
指先を保護するシャンプー用の手袋を頂きました。でも、手袋をしていると、シャンプーがちゃんと、とれているか？わからなくて・・・指先の肌の感覚は凄い！濡れているか？いないか？シャンプーが残っていないか？熱い、冷たい、固い、柔らい、瞬時に判断できてしまうのです！我が手を眺めつつ・・・ウ～ンこれ凄い！
目も耳も鼻も足も手も・・・みんな凄い！植物も動物も人間も、みんな神様が創ったものは凄いです！こんな凄いもの与えられているのだから、本当に有り難く感謝して、精一杯生きないと罰が当たってしまいますね！さあー今年も頑張らなくちゃ！感謝！感謝！
今年は恒例の友納あけみコンサートも20回の節目を迎えます。20歳と言えば、成人式です！
あっという間のような・・・長い長い時間が過ぎたような・・・今も1990年から綴った日々が走馬灯のように心の中を巡っていきます。6月17日（月）に去年と同じ渋谷・さくらホールで友納あけみコンサート第20章『愛の贈り物』と題して開かせて頂きます。
このコンサート活動は私にとっては人生の道しるべ、生きている証のようなもの・・・この活動を通し、たくさんの人に出会うことができ、とっても多くのことを学ばせて頂いています。思い通りにはなかなかならないことばかりですが、そんな私を、本当にたくさんの方達が応援してくださり、力を貸してくださり、支えて下さり、素晴らしい時間を生きることができたと・・・今は感謝の気持ちで一杯です。この想いを胸いっぱいに抱きしめて、20回目のコンサートに向かうつもりです。これからの一日、一日がきっと、私にとっては忘れられない宝物のような時間になる気がしています。是非、ご予定に入れて頂ければ、幸せです。